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簡単に酔えるお酒「アサヒチューハイ ストロングゼロ」

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しょっぱなからショッキングな絵画からスタート。
なぜかというと,右奥では暴動が発生しているし,街は荒廃しきった描写ですし,暴動が起きている奥の家屋の2階に首を吊っている人もいるし,手前には育児放棄や,あばら骨が出る程までガリガリに痩せ細った人もいるしで,よく見たら怖い絵なのですね。


こちらの絵はウィリアム・ホガースの『ビール通りとジン横丁(Beer Street and Gin Lane)』という作品のジン横丁です。
まるで,パン一個を盗んだだけで牢獄行になり,強制労働をする羽目になった,レ・ミゼラブルの世界観となっているのですが,実はこれとよく似た描写が名探偵コナンのベイカー街の亡霊です。
これは19世紀のロンドンの世界を舞台にした映画なのですが,この風刺画は1751年ということで,18世紀ということなのですが,その辺はともかくとして。

18世紀、産業革命に前後してロンドンなどの大都市に労働者が流入しスラム街が形成された。そして、低所得者の間にジン中毒ともいえる現象が起こっていた。ウィリアム・ホガースの銅版画『ビール通りとジン横丁(英語版)』はこのようなイメージから生まれたものであり、健康的な「ビール通り」と対比した堕落し、悪徳にまみれた街を「ジン横丁」として描いている 海野弘 『酒場の文化史』 講談社学術文庫、2009年より引用。

でもありますように,ジンは価格が安いわりに,酔いやすい酒ということで,低所得層,特に肉体労働者には好んで飲まれていたようですね。
このため、労働者や庶民の酒、ひいては「不道徳な酒」というイメージがあり、貴族や富裕な紳士、健全な者の飲む酒ではないとされていきました。
また,

19世紀に入るとジンとそれにまつわる社会悪に関する関心が高まり、1830年代のアンチ・スピリット運動へと発展していった。海野弘 『酒場の文化史』 講談社学術文庫、2009年より引用。


貧富の差に喘いで低所得者の人たちが仕事や家事に手がつかなくなっていくのはなんだか現代の日本を映し出しているのか……?




さて,今日の主役でもあります,ストロングゼロです。


先ほどの話を彷彿とさせるくらいの圧倒的中毒性!

圧倒的レモン感

圧倒的酩酊




是非。ご賞味あれ!




beer street.png

打って変わってこれがビール通りです。さっきとは違い荒廃した様子は描かれていないのが特徴です(笑)
ジン横丁の場合は生活が困窮しているので,所謂余裕がないのでそれこそ生きるのか死ぬのかの瀬戸際に立たされているわけで。

ビール通りの場合,先述の健康的(?)という視点に立った時に余裕があります。

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まるで,ヒューゴの不思議な発明の駅員みたいだ。
ようは女の人に対して積極的につるんでいる。(写真とはあんまり関係のない)

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